たとえ障がいを持っていても誰かの役に立てる人にきっとなれる!

ヴィアトリス製薬株式会社

山口 奈希紗 さん

メディカルアフェアーズ統括部
メディカルインフォメーション部所属

病名:先天性骨形成不全症

山口 奈希紗 さん

前職の経歴についてお聞かせください。

前職は「ホームページ制作の会社での在宅勤務」と「食品卸企業の現場で事務の仕事」をしていました。
ホームページ制作会社では、就職前に少しだけHTML言語やC言語を学び、その後社内の先輩方のサポート担当をしていました。私の業務内容は、簡単なHTML言語を組んでホームページの骨組みをつくる業務や名刺に必要な顧客データをシステム上に登録する作業を行っていました。
初めての就職が、好きであるパソコン業務に携われるということもあり働くことがとても楽しみではありましたが、実際に業務を行っていくと考えていたパソコン業務とは少し違っていると感じ、気づいた時にはパソコンを触ることに苦手意識を持つようになっていました。
契約更新の際に社長から「山口さんはパソコン好きだよね。でもホームページ制作の分野は少し苦手。得意なのはExcelやWordを使用した資料作成なんじゃないかな?」と言われました。
この言葉がなければ転職はしていなかったので、今となってはとても感謝しています。

2社目の食品卸企業での事務職は卸をしている店舗様の納品書の作成や注文書の作成を行っていました。1社目の経緯から自分に向いている業務を選択して就職し、業務に関しては特に大きな問題はなかったのですが、バリアフリーに対応していない現場だったために業務に集中することが難しく自主退職しました。
この時の経験から自分の力がしっかりと発揮できる環境で仕事がしたいと思い、「就労移行支援事業所」を利用しサポートを受けながら就職を目指すようになりました。

就職活動で私が重要視したのは「車いすで動ける環境」「大きい駅から近い」「PC業務」この3つの条件を提示させていただいて20社ほど応募させていただきました。
就活をしている当時は外で働きたいという願望が大きかったので在宅勤務は探していませんでした。
その就職活動は結果が出ることはなく、同じ週に5社の選考に落ちた時は、就職すること自体を諦めようとしました。
そんな時に通所していた就労移行支援事業所から「メンバーズギフテッド」をご紹介していただき、面談を通して再び就職活動を頑張ろうと思いました。

現在の業務内容についてお聞かせください。

主な業務内容は病院で処方される医薬品の様々なコード番号のリスト作成、顧客からの問い合わせで使用する質問集をシステム上に登録することなどを行っています。

成長に合わせて新しい業務もプラスしていただき、全ての作業において必ずセルフチェックを行い、ミス防止を意識しながら取り組むことができています。

応募前に取り組んだことは何でしょうか?

応募前には就労移行支援事業所でExcelの知識やPCタイピングスキルに磨きをかけました。
特にPCタイピングは毎日、朝と夕方に取り組み記録を取ることで「明日は絶対ランクを上げるぞ!!」と目標を決めてコツコツ頑張り、今ではタイピング速度に自信が持てるようになりました。
実際に現在、データの検索をする際や業務内容の説明を聞きながらメモを取る場面などで役に立っており、頑張って良かったと実感しています。
その他では、メンバーズギフテッドの独自育成プログラム「MGDP」に参加させていただき、自分の考えや人の気持ちを考える機会でコミュニケーション力にも磨きをかけました。

現在の会社を志望された理由は何でしょうか?

生まれつき障がいがある私は、小さい頃から検査入院や手術を医師にしてもらってきました。現在も働きながら定期的に検査入院をしていますが、この検査等ができるのも医師や薬を開発・供給してくれる医療関係者の皆さんのお陰だと思っています。
メンバーズギフテッドのスタッフさんからヴィアトリス製薬会社の求人内容をうかがい、「直接、顧客(医師や医療関係者・患者さん等)と関わることが少なくても私が行う業務を通じて誰かの生活を支えることが出来るかもしれない」と思い志望しました。
たとえ障がいを持っていても誰かの役に立てる人間になりたいと強く思っており、ヴィアトリスに就職が決まった時は、これまでの経験やスキルを活かして頑張ろうと決意しました。

今後、どのように活躍していきたいですか?

入社して半年が経過しようとしていますが、まだまだ覚えることが沢山あるので一つ一つ積み重ねていき対応できる業務の幅をもっと広げていきたいです。私にできることがあるなら誠心誠意取り組んでいきます!
その他としては、在宅勤務は会話がほとんど無く孤立するイメージがありましたが、実際に完全在宅勤務をすることによりそのイメージがなくなりました。分からないことがあれば、すぐにテレビ電話やチャット機能で質問することができ、タイムリーに連絡を取れるからです。
これからの時代、在宅勤務(リモートワーク)での働き方が増え、それに伴い孤立することなく共存して働くことができる企業様が増えていくのではないかと思います。
だからこそ、障がいを持っている人たちも働きやすくなる場所が増えていくと思うので、働くことを諦めかけている人にも勇気をもって就活に臨んでほしいです。
今後はお仕事だけでなく色んなところで誰かの力になれるような活動に挑戦してみたいとも思っています。
その一歩として、このインタビューが誰かの力に少しでもなれますように . . .


上司からのコメント

障がいの有無にかかわらず、誰もが平等に幸せに生きることができる社会づくりに関心を抱いていた時にご紹介いただいたのが山口さんでした。山口さんは仕事が早く、かつ丁寧で責任感も強いため、安心して仕事を任せることができます。また、山口さんが率先して習得したことをチームメンバーに教えて下さる等、私たちもいつも助けていただいています。山口さんの明るく積極的に仕事に取り組む姿勢、常に相手の立場を思いやるコミュニケ―ションから私達も学ばせていただくことが多く、チーム全体に活力を与えてくださっていることに大変感謝しています。今後もリモートワークの普及により、障がいを持つ多くの方々の活躍の場がさらに広がることを期待しています。


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