障がい特性を見据えた就職活動スタートから、活躍する人材へ成長中!
株式会社メンバーズ嘉村 翼 さん
第8ビジネスユニット-AS8所属
病名:吃音による社交不安障がい

現在の業務内容についてお聞かせください。
企業のSNS代行投稿、レポート、競合調査を行っています。SNS代行投稿に関しては、投稿ツールから投稿を行っており、業務開始当時はツールのマニュアルがなく苦労しましたが、実際に触ることで克服し、今では効率を意識できる余裕もできました。 中途入社から1年半近くSNSの部署だったこともあり、異動した現在もそこで得た知識経験が業務に生かせていると感じている今日この頃です。
応募前に取り組んだことは何でしょうか?
スキル面では、就労移行支援事業所にてExcel、Wordの知識、タイピング等の PCの基本スキル向上に取り組んでいました。 しかし、メンバーズの応募に際しては就労移行支援事業所で取り組んでいる内容以上の専門スキルを必要とされるということで、WEBリテラシー等WEB系の資格取得に励みました。 体調面では、不安障がいにより気分が安定せず、週5回の事業所の利用及び週5日勤務が難しい状況であったため、気分で左右されないようにメンタル安定の維持を意識することに日々努めました。 また、勤怠が改善したのは、電話で欠席の連絡を伝える場面が吃音で上手くいかず、回避したいと思っていたその辛さに比べ、事業所に通所した方が気持ち的に楽だと気付いたのがきっかけとなりました。
現在の会社を志望された理由は何でしょうか?
物心がつく前から障がいがあり、口頭では話せない分、自分の意見を発信することに執着していました。 しかし、発信方法が発声のみだとスムーズにいかないことから別の方法を模索したところ、WEBを介した発信方法にたどり着きました。 そこでWEBに関われる仕事に就きたいと思い、就労移行支援事業所経由でメンバーズギフテッドのオフィス見学を経て、メンバーズ を志望しました。初めてオフィス見学をした際の印象として、自分は障がいの影響もあり、人より緊張しやすい傾向にあるのですが、オフィスがお洒落なカフェのようで、リラックスして当日見学することができました。また、担当者の方も話しかけやすい方でとても心強かったことを覚えており、このオフィスでWebに関わる仕事をしたいという強い思いになりました。
今後、どのように活躍していきたいですか?
近々の目標として、現状のSNS代行投稿のみではなく、これまでのSNS業務経験を活かし、改善提案で成果を残し、企業との信頼関係をより良くする人材になりたいです。 最後に、私がこれまで障がいがありながらも業務を行えてきたのは、自分自身が障がいに向き合っただけではなく、社内の障がいに対する配慮があったからこそだと考えます。配慮して頂いた方々のご期待を上回る活躍をしていきたいです。
SNS投稿業務を主に担っていただいておりますが、チームメンバーともしっかりコミュニケーションが取れており安心して業務を任せられるため、欠かせない存在となっています。
また、自身が担当している領域以外にも、関心があるものや挑戦したい領域に関して意見を頂き行動に移す積極性も持ち合わせています。
その向上心をベースにもっと広い領域での活躍を今後は期待したいと思っています。
株式会社メンバーズ BU8-8 ユニットプロデューサー・マネージャー 川崎真